Google ドライブ 活用入門 ② クラウドへの楽々ファイル保存「パソコン版 Googleドライブ」 いつもの操作で保存先を変えるだけで実は可能

アイキャッチ

公開:2022年05月24日  更新:2022年05月24日  ブロードリーフ

Google ドライブ 活用入門 ②
クラウドへの楽々ファイル保存「パソコン版 Googleドライブ」いつもの操作で保存先を変えるだけで実は可能

「Google ドライブ」を使って利便性を感じているけど、「実は知らないだけでムダな操作をしているかもしれない」と思っている方がいるのではないでしょうか。もっと効率的に活用したいと感じている方に向け、「Google ドライブ」ならではの「パソコン版 Google ドライブ」による保存と共有のメリットをご紹介します。仕事でパソコンを活用している方であれば、保存と共有は基本的な部分で毎日行う操作であり、ちょっとした操作を変えるだけでムダは省けます。ぜひ「パソコン版 Google ドライブ」を活かした保存と共有に取り組み、スマートな仕事に変えて行きましょう!

目次

1. 「パソコン版 Google ドライブ」とは

2.「パソコン版 Google ドライブ」インストール

3.「パソコン版 Google ドライブ」アカウント設定

4.「パソコン版 Google ドライブ」の操作

5.活用事例 Microsoft Excel ファイルの操作

6.まとめ



1. 「パソコン版 Google ドライブ」とは

「パソコン版 Google ドライブ」とは、パソコンに「仮想ドライブ」ができる仕組みで、Webブラウザで操作している「Google ドライブ」を、パソコンの「仮想ドライブ」から直接ファイルにアクセスすることができるアプリケーションです。
※今回説明する「パソコン版 Google ドライブ」は、企業向けの「Google Workspace」です。

「Google ドライブ」を活用し始める際に、パソコンのローカルディスクなどに自分用のファイルを保存し、共有するために「Google ドライブ」に保存するケースがあるとおもいます。せっかく効率化を目的に導入したクラウドサービスなのに「二度手間が発生している」と感じたことはないでしょうか?



「パソコン版 Google ドライブ」をセットアップすると、ファイルの保存先をパソコンの「仮想ドライブ」にするだけで、クラウド上の「Google ドライブ」と同期されるので、別に行っていたクラウドファイル管理にかかっていた時間を削減することができ、他の生産的な作業に時間を活用することが可能です。

まだ、Google スプレッドシート、Google ドキュメント、Google スライド の操作に慣れていなく、Microsoft Excel、Microsoft Word、Microsoft PowerPoint といった Microsoft Office アプリケーションを活用している場合でも、ファイルをパソコンの「仮想ドライブ」に保存するだけで、いつも使っているMicrosoft Officeアプリケーションの操作で「Google ドライブ」に保存および更新がされます。

「Google Workspace」を会社として活用し始めた場合に、スムーズに「Google ドライブ」の活用がすすみますので、おすすめです。




2.「パソコン版 Google ドライブ」インストール

「パソコン版 Google ドライブ」のインストール方法(Windows)について、説明します。
今回説明する「パソコン版 Google ドライブ」は「Windows版」です。
また、既定のブラウザを「Google Chrome」にしているパソコンインストールの手順になっています。

インストールするためにはまずはアプリをダウンロードしましょう。
現在お使いの「Google Chrome」などのブラウザで下記のサイトにアクセスします。


自宅、職場、学校のアカウントでパソコン版 Google ドライブを使用する

 出典:Google

「自宅、職場、学校のアカウントでパソコン版 Google ドライブを使用する」の画面が表示されたら、「Windows 版をダウンロード」をクリックして、インストーラーファイル「GoogleDriveSetup.exe」をダウンロードします。

ダウンロードが完了したら、ファイルを開いて利用規約などを確認し、指示に従ってインストールを行います。




3.「パソコン版 Google ドライブ」アカウント設定

インストールが完了すると、「Google ドライブへのログイン」の画面が自動的に起動しますので、続けて「ブラウザでログイン」をクリックし、表示される手順に沿ってアカウント設定の操作をします。


「既定のブラウザ」が「Google Chrome」以外になっていると、スムーズに進まないケースがあります。

一時的に「既定のブラウザ」を「Google Chrome」に変更すると、流れに沿って設定が可能です。また、設定が終わった後に、「既定のブラウザ」を元に戻しても、「パソコン版 Google ドライブ」は動作します。


4.「パソコン版 Google ドライブ」の操作

「パソコン版 Google ドライブ」のアカウント設定が完了すると、パソコンの中に「仮想ドライブ Google Drive(G:)」が出来上がり、「Google ドライブ」と同じように「マイドライブ」と「共有ドライブ」が出来上がります。

※「Google Workspace」Business Starter プランの場合は「マイドライブ」のみになります。

ファイルを作成し、保存する先を「マイドライブ」にするだけで「Google ドライブ」に同期されます。



5.活用事例 Microsoft Excel ファイルの操作

パソコンの「仮想ドライブ Google Drive(G:)」にMicrosoft Excel ファイルを保存して操作する際、リアルタイムのステータスが右下に表示されます。ファイル共有で編集権限を他のアカウントに設定している場合は、ステータスに注意しながら操作する必要があります。

 ステータス

  安全に編集できます       :編集中のユーザーはいません。ファイルを変更できます。

  編集を待機してください     : 他のユーザーがファイルを編集しています。

  新しいバージョンが作成されました:他のユーザーが「新しいバージョン」を作成しました。
                    ※ [最新バージョンを入手] をクリックします。


操作に慣れは必要ですが、Googleアプリケーションの「Google スプレッドシート」で、Microsoft Excel ファイルの編集を行うと、ステータスを気にせずファイルのリアル更新や共同編集がスムーズに行えますので、おすすめです。



6.まとめ

「パソコン版 Google ドライブ」の仕組み、インストールや活用方法について紹介させていただきました。

まだ、Google スプレッドシート、Google ドキュメント、Google スライドの操作に慣れていなく、Microsoft Excel、Microsoft Word、Microsoft PowerPoint などのアプリケーションを活用している方に向けて、「Google ドライブ」の特におすすめな活用方法です。

まずは自分のファイル管理のやり方を変え、デジタルの恩恵を多く受けていくと、モチベーションが上がってきます。「パソコン版 Google ドライブ」を活かした保存と共有に取り組み、スマートな仕事に変えて行きましょう!


Google ドライブ、パソコン版 Google ドライブ、Google Workspace、Google Chrome、Google スプレッドシート、Google ドキュメント、Google スライドは Google LLC の登録商標または商標です。

Windows、Microsoft Excel、Microsoft Word、Microsoft PowerPoint、Microsoft Office は米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における登録商標または商標です。

導入のご相談・お問合せはこちら

Tel.0120-47-2610
平日 09:00~17:30 定休日:土曜・日曜・祝日

メールフォームから相談・問合せをする